華原朋美がもしOLだったらどうなっていたのだろうか。まあこんなに長い間もめる前に、間違いなく解雇になっていたでしょう。
華原朋美は小室哲哉プロデュースの元、新人賞を総なめにするなど歌手として大成功。その後は小室氏との交際から結婚と思いきや破局。
まあOLで言えば上司に当る人に才能を発掘されて、ビジネスで結果を出した。私生活でも上司と部下の間柄を超えて熱愛から結婚のはずが、いつしか破局を迎えた。
その結果ビジネスにも悪影響が出だしてしまい、結局他の会社へ移ることに。他社で実績のあるOLとして期待されるものの、過去の恋愛を引きずり長期休養がしばしば。
今回の華原朋美騒動が、もしも芸能界ではなく一般のビジネス界に当てはめて考えれば、いままで雇用契約が継続されていたのが不思議なくらいです。
芸能界の場合には多額の資金が動くビジネスなので、何か一つブレイクすれば巨額の富を得る事も可能。どうも華原朋美の所属していた事務所にしても、そういった甘い考えがあったようにも映ってしまいます。
それに仕事に穴を開けるから解雇と言うことなのですが、ココまで長く引っ張ったのであれば、キチンと社会生活できるように指導する必要もあったかもしれません。
もっとも華原朋美の実績がそれをジャマして、結局ビジネスとして成り立たないような関係だったとも言えそうで、なんとも難しい事務所とタレントの関係だったようです。
今となってはファンクラブも解散し、所属事務所から解雇された華原朋美。残念ながら芸能界に復帰することは難しそうですし、それ以前に心の状態を平穏にしない限りは、社会的な順応すら難しそうです。
世間一般の女性はOLや派遣社員、アルバイト・パートなどで働いています。彼女達は無断欠勤などすれば、すぐに処分されますし、社会的にはとても厳しい立場。
華原朋美は若くして脚光を浴びた分、そういった世間的なビジネスシーンについては、甘く考えていたともいえそうです。
芸能界は脚光を浴びる分、いざ売れなくなったときの痛手は大きく返ってきます。努力をすることはもちろんの事、社会的な教育も必要なのかもしない。ふとそういったことを感じざるを得ない出来事でした。
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